令和4年度体力測定講習会を開催しました

 令和4年9月30日に順天堂大学名誉教授 武井正子先生をお招きして、久留米総合スポーツセンターを会場として「老人クラブ体力測定講習会」を開催しました。今回は福岡・北筑後・南筑後地区を中心に募集し、人数の制限をしたこともあり参加者69名でした。

 午前中の前半の講義「高齢期の運動による健康づくり」では、筋肉や骨の動きなどを分かりやすくご講義いただき、何気なく行っていた運動も、それを知ることで、もっと効果が得られることがわかりました。

 午前中の後半の講義「いきいきクラブ体操をマスターしよう」では、「座ってする いきいきクラブ体操」を実際に体を動かしながら、一つ一つの動きにどのような効果があるのかをご講義いただきました。

 福岡県老連の各種研修会では必ず「いきいきクラブ体操」を実施します。参加者の方の中には「ラジオ体操でいいのに!」とか「こんな難しい体操はできんばい!」という方がいらっしゃいますが・・・・武井先生の講義を受けられた方は「いきいきクラブ体操」が転倒防止と介護予防のために考案されている体操だと理解されて、地元でもやってみたいということで、体操のDVDの購入したいというお問い合わせもいただきました。

 午後からは体力測定の実技を行いました。過去に『福岡県老連の体力測定講習会受講者』を中心にスタッフとしてご協力いただきました。

 各グループ毎に長座体前屈・握力・10m障害物歩行・開眼片足立ちの四種目を実施しました。通常は6種目行いますが、コロナ対策で「上体おこし」「6分間歩行」は説明だけで実技は中止しましたが、参加の皆さんはお互いの測定結果を見せ合って、楽しそうに測定に取り組まれていました。

 この研修会は体力測定の普及を目指し、地元の市町村で体力測定に取り組んでいただけるようリーダー養成を目的としています。体力測定を行うことで、ご自身の体力を知ることができ、またどの部分を鍛えるかなど、今後の目標設定をすることも出来ますので、是非取り組んでいただきたいと思います。

 今回の体力測定講習会もケガもなく無事終了することが出来ました。測定スタッフとしてご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。武井先生、遠路はるばるありがとうございました。

  【お詫び】事務局が皆さんの実技中に他の作業をしていたため、実技の写真が残念ながら取れませんでした。

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