市町村老連会長会議及び活動賞伝達式を開催しました

  令和4年9月13日に市町村老連会長会議を開催しました。来賓として、高齢者地域包括ケア推進課 松永課長よりご挨拶をいただき、例年行っています「全老連 活動賞」の伝達式を行いました。受賞団体は下記の4団体です。

受賞団体と取り組み 取り組みの成果

仲間づくり活動部門

【宗像市】

 稲元シニアクラブ

会長 瀧口 克己

 (会員数:57名)

「楽しむ」ということをキーワードに、料理や歌、ノルディックウォーキングなどの文化・スポーツに関する活動から、地域の清掃活動や花壇の整備活動、さらにはアルミ缶回収を行うリサイクル活動などの社会貢献活動に至るまで、幅広い選択肢を設けて、会全員が何れかの活動に参加して、会員同士が「仲間」と一緒になって楽しむことが出来るようなクラブ作りに取り組んでいる。

社会貢献活動に参加することで、社会参加の大切さを自覚するとともに、地域社会の一員として役立ちたいという意識が譲成されている。

老人クラブ活動を楽しんでいる人が殆どであり、地域で孤立する高齢者を生まずに、新たな会員の獲得にも効果を発揮している。

健康づくり活動部門

【宮若市】

百合野平成会

会長 金山 明紀

(会員数:36名)

グラウンドゴルフの練習を毎週3回行い、月に1回は近隣の単位クラブと合同で定期試合を行っている。殆どが参加しており、グラウンドゴルフをすることで、日常より歩数が大幅に増加するなど足腰を中心とした健康づくりに役立っている。

適度な緊張感を味わえるほか、集中力や瞬発力も培われる。また成績を用紙に記入して計算する機会も多いため、認知症予防にも役立っている。

会員が外に出る機会が増えており、その結果、会員同士の健康の確認や交流促進という効果を生み出している。

参加は会員外の方にも門戸を開いており、参加してもらうことで、新たな会員の獲得にも繋がっている。

ボランティア活動部門

須恵町シニアクラブ連合会

会長 合屋 浩寿

(クラブ数:24クラブ)

(会員数:1,066名)

 高齢者支援活動員が支援を必要とする一人暮らしの高齢者等を定期的に訪問し、安否確認、対話、福祉サービス等の実践活動を行ってきた。特にコロナ禍に直面した令和2年3月からは通常の活動が出来ない中で、工夫改善しながら、高齢者の社会的孤立の防止に取り組んできた。

特に自粛生活の中での不安解消として電話による声掛けを日課として行ったり、緊急通報装置の設置を進めた結果、不安を抱えた支援対象者の不安解消にも繋がり、大変喜ばれた。

コロナワクチン接種の予約がなかなか出来ず、不安を抱えていた方へ接種予約支援を行い、会員の皆さんがワクチン接種を完了することができた。

その他部門

世代間交流活動

【八女市】

北山地区老人クラブ連合会

会長 原  政雄

(会員数:214名)

 保育園と連携して、園児の学習支援のための活動を行っていることで、地域の中で老人クラブの存在が認められている。

園児との交流を通して、会員の健康づくりや生きがいづくりに繋がっている。

小中学生への声掛け活動を通じて、卒業後も積極的に挨拶をしてくれるなど、健全育成にも役立っている。

 受賞された皆様、本当におめでとうございます。今後とも老人クラブの発展のためにご協力ください。よろしくお願いいたします。

 引き続き、『高齢者の交通事故防止』と題しまして、春日警察署交通一課交通総務係 柳瀬春美巡査長よりご講演いただきました。同じ春日警察署の矢野正巡査部長とミュージカル仕立の内容で、とても楽しくパワフルな内容で、笑いありで楽しい講演でした。

 色々なケースで説明していただきましたが、やはり一番危ないのは、ついつい近いからということで横断歩道ではないところ横断したりすることです。これは横断する側はいいかもしれませんが、車を運転する側は『恐怖』です。予想していない場所を人が歩いているのですから・・・。皆さんも心当たりがあると思いますが、これは本当に止めていただきたいです。

 

TOP